消化器内科

胃腸(食道・胃・小腸・大腸)疾患、肝臓、膵臓、胆嚢・胆管疾患が対象となります。

消化器疾患を疑う症状としては、胸焼け、胃痛、悪心、胃もたれ、黒い便、腹痛,

下痢、便秘、血便・下血、吐血などです。

健診で肝機能障害、胃隆起性病変、胃粘膜不整、ヘリコバクター・ピロリ陽性、便潜血陽性など指摘された方はご相談ください。

肝炎や炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)、過敏性腸症候群など専門的に診療いたします。

 

■ 症状から考えられる消化器疾患

  1. 胃痛・胃もたれ・胸焼けを来す疾患

  2. 便秘・下痢を来す疾患

  3. 腹痛を来す疾患

  4. 血便・下血・吐血をきたす疾患

 

1.胃痛・胃もたれ・胸焼けをきたす疾患
胃痛・胃もたれをきたす疾患

 
機能性ディスペプシア

胃痛の原因で多いのは機能性ディスペプシアとよばれる病気で、胃カメラをしても潰瘍や粘膜のただれなど、器質的な異常を認めないにもかかわらず、胃痛、胃もたれなどの症状を起こします。職場や学校でストレスを抱えている方が多いです。制酸剤や酸分泌抑制剤が著効することが多いですが、なかには胃の運動を調節する薬や漢方薬などいろいろためしながら、長期に経過する場合もあります。

 
急性胃炎

薬剤やアルコール、ストレスなどが原因となって胃粘膜がただれて発症します。炎症の程度は様々で、軽度の粘膜出血やらびらんだけの場合もあれば、激しい炎症で不整形の潰瘍が多発する急性胃粘膜病変(AGML)まであります。AGMLは吐血や下血の原因となることもあります。生魚を食べた後に激しい胃痛で発症するアニサキス症(寄生虫)もときどきみられます。

 
胃潰瘍・十二指腸潰瘍

器質的な疾患としては胃・十二指腸潰瘍があります。主な原因はヘリコバクター・ピロリ菌と、NSAIDsと呼ばれる非ステロイド性消炎鎮痛剤(解熱剤・痛み止め)です。非ステロイド性消炎鎮痛剤のアスピリンは脳・心血管疾患の再発防止のため使用される場合があります。ロキソニンやボルタレンなどの痛み止めは整形外科から長期間処方されることがあります。頭痛や生理痛などで市販の鎮痛剤を連用されている方も多いでしょう。このような方で胃部不快感、貧血症状、黒っぽい便が出るといった症状がある場合は潰瘍ができている可能性があります。

 
胃癌

胃癌はほとんど症状がないまま進行していく事が多く、貧血の進行や食欲不振、体重減少などを期に検査をして見つかることが多いようです。胃痛として自覚するころにはやや進行している可能性もあります。食欲低下や胃部不快感を自覚したらできるだけ早く検査を受ける必要があります。

胃癌を除外する上でも胃痛を自覚する場合は胃カメラを受けて診断を確定しましょう。胃カメラと同時にピロリ菌の感染の有無もチェックします。自分がピロリ菌に感染しているかどうかを把握することは、将来自分が胃癌になりやすいのか、なりにくいのかを知ることにもつながります。

 

胸焼けをきたす疾患
 
逆流性食道炎

逆流性食道炎は胃液が食道内に逆流することで食道粘膜が障害されて、胸焼けや呑酸などの不快な症状をもたらす病気です。増悪因子は肥満、過食、特に高脂肪食、喫煙、飲酒、食後の臥位などです。治療はプロトンポンプ阻害薬やカリウムイオン競合型アシッドブロッカー(タケキャブ)などで、すぐに症状は消失する場合が多いですが、中止すると再燃することも多いです。

2.便秘・下痢をきたす疾患

 

便秘をきたす疾患

機能性便秘

腸の機能の異常で起きる便秘です。症状から排便回数減少型、便排出障害型と大きく2つのタイプに分けられます。排便回数減少型は、排便習慣の問題で直腸に便があっても便意を感じなくなっていたり、食物繊維の不足から便の容積が足りないといった原因が挙げられます。また大腸の蠕動が低下して大腸での通過時間が長くなる場合もあります。便が長く大腸内に留まるため、水分が少なくなって硬くなり、排便がさらにしづらくなります。もっとも一般的な便秘です。生活習慣の改善や、便秘薬で治療されます。腹痛や腹部不快感が強い場合は過敏性腸症候群便秘型ということもできます。

便排出障害型は直腸や肛門機能に異常があるために便が排出困難になるタイプで、便秘薬で改善しない場合は専門医療機関での検査が必要となります。より詳しい説明→便秘

器質性便秘

大腸癌などの腫瘍による狭窄、増大した子宮筋腫や卵巣嚢腫などによる腸管外からの圧迫、手術後の癒着による狭窄などで起きる排便障害です。

 
症候性便秘

症候性便秘とは、何か病気があってその結果便秘となっているものです。甲状腺機能低下症や糖尿病、脳梗塞・脳出血後遺症、パーキンソン病などが挙げられます。

薬剤の副作用として便秘になることもあります。抗コリン剤、オピオイド系鎮痛剤、抗精神病薬、抗うつ薬、抗パーキンソン薬や、鎮咳薬など。

 

下痢をきたす疾患

〈急性の下痢〉

一過性の下痢では、暴飲暴食やお酒の飲み過ぎ、水分のとりすぎ、冷えなどが原因になります。また試験や面接といった緊張をするようなときに下痢気味になることもあり、ストレスが原因にもなります。乳製品をとると下痢をする場合は乳糖不耐症が考えられます。薬剤で下痢が起きることもあります。急性の下痢のものもあれば、粘膜障害などで慢性的に経過するものもあります。代表的なものとして、以下のようなものがあります。

  • 抗がん剤

イリノテカン、シタラビン、メソトレキセート、フルオロウラシルなどは腸粘膜障害により、重度の下痢を起こすことがあります。

  • 抗生剤

腸内フローラの変化、菌交代現象。

  • 免疫抑制剤

免疫抑制による腸感染、腸内フローラの変化。また移植後であれば(移植片対宿主病)GVHDによる腸粘膜障害。

  • その他

プロトンポンプ阻害薬(顕微鏡的腸炎)、ミソプロストール(小腸の蠕動運動亢進、水分吸収阻害)、コルヒチン(小腸機能の低下、水、電解質の分泌亢進)

 

感染性胃腸炎

腹痛や悪心を伴う頻回の下痢や、発熱を伴う場合は感染症が原因と考えられます。夏季は細菌性の場合が多く、カンピロバクター、サルモネラ、ビブリオ、病原性大腸菌などで、食中毒として発症します。発熱、下痢に血便を伴う場合は腸管出血性大腸菌の可能性があります。便培養検査は必須で、ベロ毒素が検出された場合は重症化する可能性があります。冬季はウイルス性、特にノロウイルスが重要です。ノロウイルスは感染性が非常に強く、病院や学校、介護施設などで集団感染を引き起こす事があります。乳幼児のウイルス性胃腸炎は頻度としてはロタウイルス、ノロウイルス、アデノウイルスの順に多く、ロタウイルスは2〜3月に、ノロウイルスは12月ごろに流行のピークがあり、アデノウイルスは季節を問わず発症します。いずれも迅速検査キットがあり15分くらいで検出されます。大人のウイルス性胃腸炎はノロウイルスが中心ですが、小児からの二次感染としてロタウイルスやアデノウイルスによる下痢症を発症することもあります。

 

〈慢性の下痢〉

下痢型過敏性腸症候群

最も多いのは過敏性腸症候群で、ストレスなどが原因となり腸の機能的な運動異常によって下痢を起こします。大腸内視鏡で器質的な異常がないことを確認して診断します。多くの場合、内服薬で下痢はコントロールされます。


クロストリジウム・ディフィシル関連下痢症

抗生物質内服後に発症する長引く下痢はクロストリジウム・ディフィシル関連下痢症の可能性があります。クロストリジウム・ディフィシル抗原や毒素の迅速検査、便培養、内視鏡検査で診断します。抗生剤で治療しますが、しつこく再発することもあります。

潰瘍性大腸炎・クローン病

慢性下痢で特に重要なのが炎症性腸疾患と言われる病気で、潰瘍性大腸炎とクローン病です。潰瘍性大腸炎は下痢、粘血便、クローン病は下痢、腹痛、発熱等で発症します。下痢が数週間と長引く場合は大腸内視鏡検査で診断を確定する必要があります。

 
甲状腺機能亢進症

長引く下痢の原因の一つとして甲状腺機能亢進症があります。甲状腺の腫大、動悸や汗をかきやすい、体重が減少しているなどの症状がある場合は甲状腺機能が亢進している可能性があります。

好酸球性胃腸炎

比較的まれな疾患です。腹痛、下痢、嘔吐、腹水などの症状が慢性的に続きます。小腸や大腸に好酸球の浸潤がみられ、末梢血にも好酸球の増加がみられます。血液検査、腹部CT、大腸内視鏡による粘膜生検、病理検査などで診断されます。

 

顕微鏡的大腸炎

比較的まれな疾患です。慢性的に水様下痢が続いたり、寛解、増悪を繰り返します。大腸内視鏡を行ってもほとんど所見がなく、生検組織の病理検査で異常が認められます。粘膜上皮直下に膠原線維帯を認めるcollagenous colitisとリンパ球の浸潤を強く認めるlymphocytic colitisがあります。あまりはっきり病態が解明されていませんが、NSAIDs(非ステロイド消炎鎮痛剤)やPPI(プロトンポンプ阻害薬)などの薬剤が原因となる場合があることが報告されています。

3.腹痛をきたす疾患

腹痛は様々な原因で起こりますが、比較的頻度の高い疾患を解説します。腹痛を診る上で最も大切なのは手術を含む、緊急性の高い疾患なのかどうかを鑑別することです。緊急を要する腹痛の特徴としては、痛みが非常に強い、ずっと症状が持続して良くならない、発熱を伴う、圧痛(痛いところを押すと激しくいたむ)を伴う、排便や排ガスでよくならない、などです。

当院では至急血液検査、腹部レントゲン、腹部エコー等の検査を行い、緊急性の有無を判断し、緊急性がある場合は直ちに連携する病院にご紹介致します。

 
上腹部痛・心窩部痛・右季肋部痛を来す疾患

この場所の腹痛には胃痛で挙げた疾患の他に胆道系疾患(胆石・胆嚢炎、総胆管結石・胆管炎)、膵炎や膵臓癌などがあります。膵・胆管系の疾患は発熱を伴ったり、黄疸(目や皮膚が黄色くなったり、黄色い尿がでたり)を伴うことがあります。膵臓は胃の裏側にあるため、膵臓癌は胃の症状と紛らわしいことがあります。症状が長引く場合は早めに検査をうけましょう。

 
右下腹部痛
 
尿管結石

尿管結石は腎臓でできた石が尿管に詰まる事によって発症します。左の尿管に起きれば左下腹部痛となります。悪心、嘔吐を伴うこともありますが、通常発熱はありません。痛みの性状や尿検査で診断します。石が自然に落下して排石されれば痛みは消失しますが、完全に詰まると尿がせき止められて水腎症になることもあり、この場合は泌尿器科での治療が必要です。

 
虫垂炎

右下腹部痛の緊急性の高い疾患で最も多いのが虫垂炎です。虫垂炎は上腹部痛として発症して次第に右下腹部に移動することがあります。発熱を伴い、右下腹部を押すと強く痛みます。腹部所見や血液検査、エコー、CT等で診断します。

憩室炎

虫垂炎と紛らわしい右下腹部痛に憩室炎があります。大腸憩室とは大腸の壁の一部が袋状に外側に突出した構造で、高齢者によく見られます。内側からみると数ミリのポケットのようなもので、ここに便がたまって炎症を起こすことがあります。これが憩室炎で、袋が微小穿孔して周囲の脂肪織や腸間膜に炎症が波及すると発熱や痛みを生じます。右側の上行結腸に起きると右下〜側腹部痛。下行結腸やS状結腸に起きれば左下〜側腹部痛となります。

 

左下腹部〜側腹部痛

 憩室炎(下行結腸〜S状結腸に起きた場合)

虚血性腸炎

虚血性腸炎は中高年の女性に多い疾患です。左下腹部の痛みにつづいて血便を生じます。大腸内視鏡で診断します。多くの場合1週間くらいの経過で自然に治癒します。

 

臍周囲のやや広い範囲の腹痛

便秘、感染性胃腸炎・腸炎、過敏性腸症候群、腸閉塞などは頻度の高い疾患です。

便秘が原因の腹痛もよくみられます。毎日便がでていても、腹部レントゲンを撮ると便が溜まっていることがあります。とくに幼児の腹痛で重篤感がない場合、浣腸をするとたくさん排便があって、ニコニコ元気に帰っていくことがよく経験されます。

腸閉塞

腸閉塞は腸がねじれたり狭窄したりして腸の内容物の流れが悪くなって滞ってしまう状態です。腹痛、悪心・嘔吐、便やガスが出ない、発熱などの症状です。腸が強くねじれたりして血流が悪くなり、腸管が壊死を起こした状態が絞扼性イレウスで、緊急手術の適応となります。

 

その他の下腹部痛
婦人科疾患(子宮外妊娠、卵巣腫瘍茎捻転、卵巣出血等)があります。

4.血便・下血・吐血を来す疾患

小腸・大腸・肛門(下部消化管)からの出血を血便、食道・胃・十二指腸(上部消化管)からの出血を下血と言います。

 
血便をきたす疾患

血便の原因で最も多いのは痔です。内痔核(いぼ痔)は痛みを伴わずに出血します。通常鮮血で、便器が赤く染まるくらい出ることもあります。裂肛(切れ痔)は硬い便がでるときに肛門が切れることで出血します。痛みを伴いますが、出血は少なく紙に付く程度のことが多いです。血栓性外痔核は肛門の皮ふの部分にできるいぼ痔で激しい痛みとともに出血することもあります。

虚血性腸炎

虚血性腸炎は主に下行結腸〜S状結腸の腸の血流が悪くなることで粘膜に炎症が起こり、潰瘍ができて出血する、中高年の女性に多い病気です。急な左下腹部痛に続いて下痢、血便を生じます。多くは一過性型という軽症で1週間くらいの経過で自然に治癒します。

憩室出血

高齢者に多い疾患です。大腸憩室のすぐ脇には血管が走行しており、これが破綻して出血を来します。通常出血量は多く、輸血が必要になる場合もあります。大腸憩室は多発することが多く、内視鏡検査をする頃には出血がとまっていてどこの憩室かわからない場合が多いですが、活動性の出血がみつかれば内視鏡的にクリップなどで止血をします。

 

腸管出血性大腸菌感染症

病原性大腸菌のうちでO157やO26、O111などは、ベロ毒素を産生することにより大腸に激しい炎症を起こし、粘膜にびらんや潰瘍をきたして血便を生じます。腹痛、発熱を伴います。溶血性尿毒症症候群という重篤な病態を合併することがあります。

大腸癌

高齢者の血便で特に重要な疾患です。血便がでる大腸癌はやや進行している可能性があり、早期に診断・治療する必要があります。

急性出血性直腸潰瘍

糖尿病や脳血管疾患など基礎疾患を有する高齢者で、特に寝たきりの方に多く、急な無痛性の血便をきたします。非ステロイド系消炎鎮痛剤や抗血小板薬、ステロイド剤など内服していることが多いようです。原因は不明ですが、血流障害が疑われています。肛門のすぐ近くの直腸に不整形の潰瘍ができ、破綻した露出血管から出血します。自然に止血される場合がおおいですが、内視鏡的にクリップなどで止血する場合もあります。

潰瘍性大腸炎・クローン病

潰瘍性大腸炎やクローン病は10歳代後半〜20歳代に発症する原因不明の炎症性腸疾患です。若い人の血便で重要な病気ですが、潰瘍性大腸炎は高齢者が発症することもあります。潰瘍性大腸炎は今や珍しい病気ではありませんが、クローン病は人口10万あたり27人くらい(平成25年)と頻度は低いです。

 

 

アメーバ赤痢

赤痢アメーバ(原虫)の感染による大腸炎で、下痢、粘血便、しぶり便、腹痛をきたします。日本では一般の人が感染することはまずありませんが、発展途上国からの帰国者や男性同性愛者などで発症することがあります。

 小腸出血

血便(または下血)で胃カメラや大腸内視鏡を行っても出血源が不明な場合、小腸出血の可能性があります。診断は腹部CTやカプセル内視鏡、ダブルバルーン小腸内視鏡などを行います。原因として小腸潰瘍・びらん、血管異形成、小腸腫瘍などがありますが、原因不明のまま出血を繰り返すこともあります。

 
下血をきたす疾患

胃・十二指腸潰瘍や食道静脈瘤破裂、マロリーワイス症候群など、上部消化管からの出血は吐血となることが多いですが、下から出る場合もあり、この場合黒色便やタール便とよばれる、真っ黒いドロッとした便が出ることがあります。多量のタール便は胃・十二指腸潰瘍の潰瘍底にある露出血管から出血していたり、(肝硬変患者の場合)食道静脈瘤が破裂した可能性があり、緊急性の高い状態です。

 

吐血を来す疾患

食道や胃・十二指腸から出血して胃に血液がたまり、ある程度の量が貯まると気分が悪くなって血液と胃液や食物残渣が混ざったもの嘔吐します。これが吐血です。口から少量の血液を吐く場合は喀血や、鼻出血、口腔内出血の可能性が高いです。喀血は肺や気管から出血した血液が咳とともに口から出たものです。一度にでる血液の量は吐血が圧倒的に多いことから、吐血と喀血は容易に区別がつきます。吐血した吐物が黒っぽい場合がありますが、よくコーヒー残渣様などと言われます。これは病変からの出血が止まってやや時間が経ってから嘔吐した可能性があります。吐物は赤、鮮血なほど活動性に出血している可能性があり、緊急を要します。吐血した後にタール便(下血)が出ることもあります。s

 

胃潰瘍・十二指腸潰瘍

胃や十二指腸の粘膜がただれて粘膜下にある血管が破綻して出血します。胃カメラで診断すると同時にクリップや止血剤(エタノールや高張ナトリウム・エピネフリン)で露出血管を処理して止血します。

 

マロリーワイス症候群

激しい嘔吐をした際に強い圧がかかって食道と胃の移行部が損傷することで出血します。胃カメラで診断します。多くの場合自然に止血され、保存的治療で治癒します。

 

食道・胃静脈瘤破裂

非代償性肝硬変の合併症として食道や胃に静脈瘤ができ、これが破裂することで出血します。内視鏡的静脈瘤結紮術や硬化療法などで治療されます。